陶磁と骨董

2014年03月11日

鎹で修理された磁器

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鎹で修理することには以前から興味があった。 入手したのは21㎝径の深鉢である。真っ二つ割れていて6個の鎹で繕ってある。


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以前手に入れた蛤形の大皿は鉄の鎹で直されていたので今回も同様だと思っていたら以外にも真鍮の鎹であった。しかもホッチキスの針のようなシンプルなものではなくデザインされている。(2013年7月2日の記事参照のこと)

一つが外れかかっていたのでじっくりと観察できた。また修理を重ねたのか今は使われていない穴が複数あけられている。

観察していると発見があり興味は尽きない。勉強の材料だとおもって入手したが器としてみれば日用雑器である。これだけ修理してまで使おうとしたからには当時は高価な器であったと思われる。


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2014年03月09日

自作酒器

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かわら美術館へ行って自作を引き取ってきた。今回は鉢が多くて酒器はこれだけである。

蓋物を作るテーマのときに作ったものだ。普段の生活では蓋物はあまり使わないので考えあぐねて行き着くところは酒器となる。1合半くらい入ろうか。

そば釉の上からわら灰をアクセントに掛けたら予想外に流れていた。


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2014年02月28日

菓子鉢

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つい物欲しそうな顔に見えてしまう。鉢の中には美味しそうなお菓子がいっぱいに入っているだろう。

私なら何を入れようか。直径は15㎝足らずである。


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2014年02月25日

伊良保釉芦絵 酒器  平安陶泉

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50年くらいは経っていそうな陶泉窯の酒器である。

現代の陶泉は豊富な色使いで女性に好かれそうなデザインだが初代(おそらく)のこの酒器はシンプルで気品に満ちている。

垂れが特徴の伊良保だがこの酒器ではまったく垂れていない。薄く掛けてさらに霧吹きで吹いたようだ。鬼板で描かれた芦は伸びやかだ。

ぐい呑は小振りだが徳利はやや大きい。それぞれの口縁はきわめて薄く作られている。


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2014年02月24日

河本礫亭

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先日の酒器が入っていた箱である。痛んでいたので修理していた。

「作品に添えて」という栞で心境を語っているが古希に達した名人にして業績は「未だし」と恥じている。
なんと謙虚であろうか。


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2014年02月22日

青華 子 酒器 河本礫亭

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Nikon D600
NikonED AF NIKKOR  80-200mm 1:2.8 D
1/4  F4 1/3  (ISO400)

作者は染付磁器で愛知県の無形文化財保持者に認定された大家である。またその養子は鈴木青々、加藤舜陶とともに瀬戸の三羽烏と称された河本五郎である。

その礫亭氏の干支の酒器がオークションに4点出ていたが入札したのは私だけであった。徳利2本とぐい呑5個の箱入りでわずか500円なのに。

粋なもんですよ。



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2014年02月13日

スキヨ人形のこと

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人形には無縁なのだがこのメーカーには興味があって十年にわたってアンテナを張っている。縁があってこの人形が今日届いたけどまだ2点目である。

程度は上々で申し分ない状態だ。しかしグレードとしてはまだまだ上がある。つい先日もチャンスを逃してしまった。気長に待とう。



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2014年02月12日

自作を引き取る

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昨年末から正月過ぎまでの自作を引き取ってきた。
愛知県陶磁美術館の陶芸教室で作ったもので全て赤土を使い釉薬は青磁を指定しておいた。

赤土の鉄分と釉薬が反応すると白土を使った場合とまったく違う発色をするがこの一点だけは本来の青磁色が出ている。土も赤く発色している。

この土と釉薬の組み合わせは今までに数多く作ったがこの色は初めて出た。
気に入ったけど次回どうなるか分からない。

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ついでに献血センターで献血してきた。冬は特に不足するらしい。40年近く献血しているが血液分析の結果を送ってくれるので自分のためにもなる。


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2014年02月07日

施釉を思う

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きょうは、かわら美術館の陶芸教室で釉掛けした。三年生になったばかりではあるが一応どうしようかと思い描いていたけど思うようには行かなかった。

織部が好きなので真似をしようと思っているが未だにその手法がよく分からない。
たとえば今日届いたこの花入、上半分に絵が描かれているが手法すら分からない。

先生、もって行きますから教えてください。


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2014年02月06日

向付 五客揃 深川製 

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直径:139mm 高さ:45mm

品がいいとはこのことだろう。清流に鮎が泳いでいる図ではおかしいだろうか。縄張り意識が強い魚ゆえこのように仲よさそうに泳がないかもしれないが鮎だと思いたい。

こういう器には腕利きの職人さんが作った料理しか合わないだろう。


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2014年02月05日

古瀬戸 猪口 十客揃 水野寿山

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直径:78mm  高さ:78mm

この写真だけを見れば普通の猪口だと思うが実際はとんでもなく大きい。比較のために加藤唐三郎の汲出し茶碗と並べてみた。

箱書の書体からは二代目の作だと思うが大きいだけではなく形も少し変わっている。
高台は高く三か所を切っている。胴は膨らみ古瀬戸釉がたっぷりと掛かっている。

口元まで注いだら一合以上入った。


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2014年02月01日

染付けの鉢

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直径:208mm 高さ:83mm


一般のラーメン鉢より少し大きくて重たい。花はひまわりだろうか、大胆な筆使いでのびのびと描かれている。

一昔前の惣菜を盛り付ける普通の食器なのだが現代の食器棚にはもう入っていないだろう。


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2014年01月29日

染付盃一対

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 直径:大93mm 小77mm


染付盃一対である。作りは薄く染付も手が込んでいる。銘はないがなかなかの手練れの作だと思う。

しかし興味のある人はいないらしく安く手に入れることができた。

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2014年01月24日

親父の茶碗

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明日は親父の七回忌である。

陶芸をやっていると何かと器が気になる。
菓子器と茶器である。

20年以上陶芸を唯一の趣味としていたので出来るだけ親父の作品を使おうと思って用意しているところだ。

手前の茶碗はよく出来ている。手捻りなのだが驚くほどに軽い。二つはブリキの衣装缶から今日発掘したものだ。

これで抹茶の用意は出来た。


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2014年01月22日

安南絞手 汲出茶碗 加藤唐三郎

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直径:89mm 高さ:58mm

瀬戸の名門中の名門、唐三郎の汲出10客揃である。

一昨年の赤津焼のイベントで窯にお邪魔して気さくな人柄にすっかり惹かれてしまった。以来個展の会場で気に入った器を買おうと決めていた。しかし…
オークションで安価に落札してしまった。

この汲出茶碗を手にとってみるとさすがに名人の作だと感心してしまう。築100年は経つという農家の納屋のような工房でこつこつと地道に仕事をされている姿が浮かんでくるようだ。

達筆で書かれた箱と共で個展なら1客も買えない値段で落札できた。今年最初のクリーンヒットである。しかし個展で買いたい思いは変わらない。


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2014年01月20日

織部菓子皿 谷口明一

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235mm×237mm  高さ:23mm

谷口明一は瀬戸の作家だが明治37年(1904年)生まれ以外はこれといった情報がない。

この四方皿の絵は抽象的な絵が多い織部としては珍しく花が描かれている。またほつれている布を使ったために面白い布目になっている。

新しい感覚で作った伝統の織部といったところか。


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2014年01月09日

初ろくろ

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今日から、高浜市かわら美術館で中級ろくろ教室が始まった。今年は湯呑、鉢、皿と基本を復習しようと思っていたら今日はまさにそれがテーマだった。

思うままに作ったら大きさも形も不揃いな器ができた。明日はこれを削って高台を作る。


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2014年01月04日

絵高麗 酒器 大萱八坂窯

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岐阜県無形文化財の加藤十右衛門の窯である。
やはりこうしてみると古いものは品がいい。大きすぎないのである。

現代の作家物よりかなり小さいがこれでいい。実際に酒を飲んでみれば分かると思う。

この酒器で目に付くのは2種類の土でぐい呑が作られていることだ。意図は分からないが表情が微妙にちがう。
今年最初はこの酒器から下ろしてみよう。


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2013年12月29日

作山窯の酒器

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土岐市にある作山窯の酒器である。土岐市はいわゆる美濃焼の産地である。
HPには次のようなコンセプトが書かれている。

「SAKUZANが大切にしているのは、
毎日の暮らしの中に、自然と溶け込んでいるような「うつわ」をつくること。
シンプルで使いやすく、でもどこか温もりのある「うつわ」をつくること。
使う人が笑顔になれるような空間作りをする「うつわ」をつくること。」

私もこの様な徳利ではない酒器を自作しているので参考にしたい。釉薬もよく使っている藁灰とそっくりである。


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2013年12月26日

今年最後の自作

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昨日は高浜市かわら美術館に今日は愛知県陶磁美術館へ行って自作を引き取ってきた。

右二つは手捻りで作った抹茶碗とビール用のカップである。鉄分の多い赤土に青磁釉をかけてある。
この形の抹茶碗は数個作ったが使いたくなる茶碗がやっと一つ出来た。

左はかわら美術館にてロクロで引いて作った三つ組の酒器で形にこだわって作ってみた。酒注ぎと小鉢とぐい呑になる。実用にはならないお遊びである。


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2013年12月22日

吟松窯のちょか

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焼酎を飲み始めて20年近くなる。飲み始めて数年後には芋焼酎に決まった。
そのとき以来このちょかで燗をして飲んできた。

この数年は酒がほとんどであまり使わなかったがこの夏頃からしばらくぶりに焼酎も飲んでいる。今夜はちょかを直に火にかけて燗をしている。

鍋で湯煎していて火を消し忘れたことも何度かあり。蔓は焦がしてしまい張り替えてある。酷使してもびくともしない頑丈な陶器である。


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2013年12月14日

織部向付4客  楽山作

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直径:128mm 高さ:38mm

織部の向付である。新しいものではないがそれ程古いとも思わない。今ではあまり見かけない高台の削りだ。
1客だけ他より古く見えるし絵も違う。不思議だ。

楽山の印があるがまだ作者は分からない。瀬戸では聞かない名前だから美濃だろうか。
いずれにしろ使いやすい大きさなので重宝しそうだ。4客で1円也。


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2013年12月13日

棚を作る

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調理台の上が食器棚からあふれた器だらけで本来の調理がしにくいので簡単な棚を作った。
有り合わせの板を丸ノコで切ってホームセンターで買ってきた棚受けを取り付けた。

手持ちにはオレンジとグリーンとグレーの塗料しかなかったのでその中からオレンジを選んで塗装した。幅68㎝奥行き17㎝の棚だけどこれで調理台の上が開放されるだろう。


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2013年12月05日

[喝」  書 清水公照  陶 奥田英山

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225mm×225mm

清水公照長老の「喝」である。作陶は信楽の奥田英山でありこのお二人の作は他にぐい呑を持っている。

この皿を身近に置いておけば無心の境地になれるだろうか。過去の記事は清水公照で記事検索を。


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2013年12月03日

青磁釉三様

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3点とも愛知県陶磁美術館で青磁釉を掛けている。
奥の鉢は白土に掛けたので普通の発色になっているが他2点は鉄分の多い赤土に掛けたのでまったく違う色が出た。

それでも釉薬の濃さや掛け方の違いからなのか同じ色になっていない。ここの黄瀬戸も面白い変化をする。こんなところも陶芸の楽しみの一つだ。


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2013年12月02日

枯葉の皿

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長径:130mm 短径:90mm 高さ:30~40mm


この時季にふさわしい枯葉の形をした皿である。
型物だと思うが少しずつ形が違う。7枚あるが全部少し違うのでどのように作ったのか考えている。

よくできている。全体に薄くて大変軽い。釉薬には艶がなくてざらついている。葉先だけは濃く掛かっていて艶がある。銘には特徴があるが誰だかわからない。大変安く手に入れた。


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2013年11月29日

「澤田朋大 陶展」を見る 常滑 方円館にて

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高浜市かわら美術館の陶芸教室でお世話になっている澤田先生の個展を見てきた。
会場は藤田徳太先生の個展が先日行われた「とこなめ焼卸団地 セラモール」内の「方円館」である。

シーサーと青磁の花器は先生独自の分野である。もちろん陶器の食器も展示されていて私は小鉢を2点買い求めた。このシリーズはすでに酒器と中皿2枚を持っている。このようにして次第に揃っていくのはいいことだし普段よく使っている。

また偶然にも「なおちゃん」姉妹とも一緒になり美味しいコーヒーとお茶をいただきながら楽しいお喋りが出来た。

なお今日始まったばかりで会期は来月11日(水)まで。


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2013年11月28日

渋抜きの結果

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焼き上がったばかりの織部は酸化被膜のために曇っている。それを渋抜きすると本来の色になる。
そのことは何度も書いたがその結果をあらためて写真で見てみよう。

写真右の酒入れの白い部分は透明釉が掛かっているだけで焼き上がりは真白である。それがクヌギで作った渋抜き液に浸けておくと織部の被膜が取れると同時に白い部分や貫入が液で染まって色がついてくる。

これは渋抜き液から出して水洗いしてから数日かけて次第に濃くなるものでその変化を見るのがまた楽しい。

下の写真は黄瀬戸に上から織部を掛けた鉢だが黄瀬戸も染まっている。なお染まったものは漂白すれば抜ける。


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2013年11月27日

鉄砂釉  大皿  関澤武

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直径:340mm


益子焼の関澤武氏の大皿である。
同じ作者の鉄釉皿もオークションに出ていて鉄砂釉との違いが写真では分からない。

緑の部分は織部のようだ。
箱書きの文字は独創的で力強い。しかし肝心な一文字が読めないので何文なのか分からない。


関澤武氏の皿はもう一枚ある。
2011年7月7日の記事もご覧あれ。


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2013年11月26日

手捻り

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瀬戸の陶磁美術館へも10月以降ほぼ週に1回遊びに行っている。こちらはまったくの自由で行きたい時間に行って好きなことをしているが轆轤は引かない。

最近は抹茶碗作りがメインでその流れで鉢とかビアカップも作っている。特に高台には気を使っているがなかなかうまく出来ない。

徳利も手捻りだと以外に難しくて未だに満足できるものは一つもない。


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2013年11月23日

チャイナーマホー瓶

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高さ:250mm


この商品には以前から興味があった。清水焼の魔法瓶なんて面白そう。それが最近これ以下はないという最安値で落札できた。

清水焼 陶泉作のラベルが貼られている。陶泉は今も五条坂にある古い窯である。

同梱の栞には幾種類ものチャイナーマホー瓶が紹介されている。またオークションにもよく出品されるので当時はかなりヒットしたであろう。

二重ガラス製の魔法瓶であるし箱の様子などから40年位前の商品ではないだろうか。


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こちらの商品は灰皿とセットであった。さっそく保温効果を試してみよう。



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2013年11月22日

自作に菊を生ける

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たくさん菊をいただいたので新作に生けてみた。
露地の花が少なくなる季節にこの華やかさはうれしい。


自生の菊は曲がっているが工夫しだいで面白く生けることができて楽しい。こちはら最初に作った器。


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2013年11月20日

いちじく 奈良崎閑好 

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額の大きさ 705mm×630mm


大変気に入ってしまった。

オークションで気になる大皿を見つけた。この出品者が他に何を出しているのか見ていてこの絵を見つけて落札した。

まず王建について調べたら8世紀から9世紀にかけて活躍した中国の詩人で日本でもよく知られているようだ。
またここに書かれている中秋望月の詩は有名でネット上に吟じている音声ファイルが公開されている。

中秋の名月を愛でながら秋を思う詩の内容と描かれているガラスの器に盛られたいちじくがぴったり合っている。
静けさの中に暖かさも感じられる素晴らしい絵だと思う。
1200年前の詩人を思いながら酒がすすんでしまう。

ただ作者の奈良崎閑好についてはネット上に情報がほとんどなくわからない。


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2013年11月17日

米壽記念盃

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直径:68mm

もう入手してから10年近いと思うが当時は好みが合わなかったのでお蔵入りとなっていた。
最近取り出してみたらこれがなかなかいい。

薄手の磁器で内には呉須で松が描かれており外は一面に紅柄が塗られ金文字で米壽と書かれている。

古い桐箱に入っている。平安と読んだが読み間違えでこれが銘かもしれない。また印も薄くて判読できない。高台の銘も読めそうで読めきれない。というわけで作者はわからない。

相当古い京焼のようだが出来はいいと思う。

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2013年11月11日

「深見文紀 陶展」を見る

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愛知県陶磁美術館の陶芸教室でお世話になっている深見先生の個展を瀬戸市内の銀座商店街にある「かわらばん家」にて見てきた。

瀬戸の街へ行くのはギャラリーNOZUさんでの「加藤唐三郎展」以来ちょうど一年ぶりであった。今回も宮川の市営駐車場に車を置いてから首にカメラをぶらさげて散策に出かけた。

「かわらばん家」は商店街の端っこ近くにありかつて写真を撮り歩いた懐かしい場所であった。

古い商店を改装して見事にギャラリーに変身していた。その2階が個展会場でありいく種類かの酒器、花瓶、抹茶椀、皿などが並べられていた。会場全体が屋根裏部屋のような感じで照明効果もあって作品にいっそうの温かみをあたえていた。

深見先生の作品の一番の特徴は昔の戯画や役者絵のような絵が描かれていることである。織部に書かれている絵は記号のように抽象的なものが多いが先生の場合はそれが巧みな線でかかれた居合抜きの侍であったりする。

きょう私が求めたのは灰釉のロックグラスであり初めて見るものであった。繊細な絵を書かれるイメージとは違ってゴツイ器である。信楽の土を使っているということで納得である。

灰釉がかかっていない部分が焼しめられて赤くなり力強く見える。

去年の10月7日の記事もご覧あれ。

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記念橋の欄干である。このような素晴らしい作品がずらりと並んでいる。

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昔撮った飲食店が健在であった。まだ開店前であった。ここで酒を飲みながら雑談したものだ。



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2013年11月10日

梅紋桔梗鉢 志和地窯

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直径:200mm


作者は佐藤俊郎といい広島県三次市に登り窯を築き作陶されている。

「日常だれでも用いられる器を造りたい」をモットーに日用雑器一筋に半世紀、気楽に使ってほしいという。

この鉢は大きさの割に軽くて高台が高いのが特徴だ。これだけ高いので後で付けたのではないかと思う。

色使いといい形といい重さといい正に作者の思いのままの鉢だ。

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2013年11月08日

志野 茶碗 八十六翁 景川作

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矢野景川(今の春日井市高蔵寺町生まれ 明治3年~昭和40年)86歳の茶碗である。94歳で亡くなられたが調べてみたら93歳の茶碗もオークションに出ている。

書家としても知られた方で92歳の時に書かれた力強い書もネット上でみられる。

志野焼の大家で志野に絵付けをした菓子器もある。


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2013年11月07日

信楽の大皿

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直径520mm

この皿のことは以前に書いたが再び。それというのも未だに作者も皿の模様の意味も分からないので先生方の知恵をお借りしようと思って。

皿の裏に小さな紙が張られていて「しがらき焼 亀裂の世想」と読める文字が書かれている。印は押してあるが釉薬が掛かっていてまったく読めない。また口縁には何箇所かヒビが入っている。

また皿の表と裏では焼き色が違う。気付くところはこのくらいか。座布団に乗せて撮影したので大きさが想像できるでしょう。



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2013年11月05日

「藤田徳太 陶展」を見る

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高浜市かわら美術館の陶芸教室でお世話になっている藤田先生の個展が常滑焼卸団地セラモール内の方円館で催されている。

自転車で行ってきたが天気がいいので快適であった。
今回の個展は皿、鉢、カップ等の食器が中心であり普通に買い求めやすい値段が付いていた。

先生の個展を見るのは3回目だが初めて見る手法が多かった。その中でロック用のカップを1つ土産にした。

なお会期は13日(水)迄である。ぜひお出かけを。
また受付のお姉さんが入れてくれたコーヒーが実に旨かった。


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2013年10月31日

酒器 信楽?

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珍しい形の焼き物であるが酒器だと思う。土といい焼き色といい信楽だと思うがはっきりしない。
胴には「寿」と「福」と描かれている。

それと言うのも蓋に作品の絵が書かれているが、最近この作家についての記事を読んだ記憶があるが誰だか忘れてしまった。

ろくろで引いたと思われるので近いうちに真似をしてみたい。



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2013年10月27日

ぐい呑 中塚隆也

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味のあるぐい呑である。登り窯で焼かれた特徴がよく出ているように思う。
二種類の釉薬を掛けたようにも見えるが焼成中に降りかかったものかも知れない。

作者は静岡県の中伊豆町(現在は伊豆市)で作陶されている。佐賀県で唐津焼の研究をされた後に現在地に登り窯を築かれた。


koufukutei at 10:51|PermalinkComments(2)

2013年10月24日

萩焼 貫入染まる

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先週紹介したこの酒器を使おうとしてぐい呑の酒を口へ持っていったら変な臭いが鼻についた。特徴のあるその臭いは以前にも一度経験したことがあった。

それはやはり萩焼の湯冷ましであったがその時も臭いを抜くのに苦労した覚えがある。今回は徳利のほうは特に感じなかったがぐい呑と一緒に処理をした。

まず手始めに半日位水に浸けておいたが抜けなかった。さらに一晩浸けておいたら抜けたので一口酒を飲んだが異常なかった。

やっとOKかと思っていたが乾いたらまた臭うようになったので今度は試しに重曹に浸けてみた。そして数時間後には臭いが抜けた。そのまま数日乾燥させているが今のところ問題はないので今夜は普通に使ってみる。

また長時間水に浸けておいたので貫入が染まってきた。以前の写真と比べるまでもないくらいにはっきりと染まってきて表情が変わった。これもいい。

好きな人は萩の七変化と言い使っているうちに色が変わることを愛でるようだが水をよく吸う萩焼の特徴がそうさせるのかもしれない。


koufukutei at 16:03|PermalinkComments(2)

2013年10月20日

手炙を出す

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数日来いつ出そうかと思っていたが、とうとう出した。
まだ火鉢は大げさなので取りあえず織部の手炙で燗をつけている。

でも明日は夏日だとか。



koufukutei at 18:42|PermalinkComments(0)

2013年10月19日

蛇の花入

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高さ:150mm

珍しい蛇をデザインした花入だ。備前だと思う。
蛇の頭などがうまい具合に窯変していているのは偶然だろうか。

作り方も謎だ。底には真ん中で繋ぎ合せたような跡がありよく観察すれば背中にもある。

このことからU字形のものを二つ作って合わせたように思えるが上部の穴からのぞくと合わせ目を押さえた指跡があるので考えてしまう。指ではなく長い棒で押さえたのだろうか。

それにしても大変出来のいい造形なのだが、このようなものがオークションに出品されて何か月も経つのに誰も欲しがる人がいなかった。なのでたった1円で落札した。

はっきりとした印はあるが作者はわからない。


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koufukutei at 11:35|PermalinkComments(2)

2013年10月18日

萩 酒器  大屋窯

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大屋窯の古い酒器であるが色が独特だ。一般に萩焼の色はもう少し薄いか白っぽい。
二種あるぐい呑みのうち小さいほうが好みで徳利の形も大きさもよい。

温かみのある萩焼はまさにこの時季にぴったりだ。


koufukutei at 08:46|PermalinkComments(2)

2013年10月08日

織部 九代 加藤綱助

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高さ:137mm  重さ:890g

箱書きは「干」とも「午」とも読める。しかし箱に入っていたのは蛇の置物。「午」なら馬なので箱書きと中身が合わない。やはり「干」か

それはともかくこの置物はずしりと重い。蛇がとぐろを巻いている姿で、裏側はこの写真からは分からないが轆轤で引いて切っただけで一切繕っていない。蛇の頭部も轆轤で引いたようだ。尾は紐作りだろう。

大変力強い造形で比較的小さいながら存在感は十分だ。


koufukutei at 14:21|PermalinkComments(2)

2013年10月05日

黒擁草花文 花瓶 片山雅美

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高さ:235mm


こちらも京焼である。作者は片山雅美氏で以前に香炉を紹介したことがある。その香炉は小さくて上品で今でも使っている。

いま調べていたら「器ごごろ 食べごころー自作に盛るー」という京都新聞に連載された記事が見つかった。
氏が作った器に奥様の料理を盛りつける企画で興味深く読んだ。1年間連載されていたようで四季の器と料理が楽しめる。

この鶴首は艶のない黒い釉薬と草花の象嵌が繊細で上品だ。栞から察すると20年位前の作品か。近年は織部を掛けて還元焼成させた赤織部がある。

ちなみに作者とは同年である。


koufukutei at 17:47|PermalinkComments(2)

2013年10月04日

青交趾三島手 菓子揃  平安雲楽造

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鉢 直径:185mm 高さ:115mm
皿 直径:135mm


雲楽窯三代目の斉藤雲楽氏の作と思われる。京焼らしく実に品のいい器である。
この色がいい。何でも早くから電気窯で焼かれているようでこの釉薬も独自に研究されたものだろう。

立派なホームページがあり下はその中の動画。名人のろくろ技が見られる。断りなく勝手に貼らさせていただいた。

 


しかしこれほど隙のない器だとどんな料理を盛りつけようかとためらってしまう。かと言って使わずじまいでは可愛そうなのでさっそく今夜から使ってみよう。



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koufukutei at 12:23|PermalinkComments(2)

2013年10月02日

クヌギとクリ

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近くの雑木林へ織部の渋抜き用のクヌギを拾いに行ってきた。
去年はばら撒いたくらいに落ちていて取りたい放題だったが今年はどうしたことかこれだけしか拾えなかった。
そのかわりクリが落ちていたので少し拾ってきた。

樹を見上げても実は付いていないので誰かに拾われたのだろう。でも誰が何のためにという疑問が残る。

織部の渋抜き以外に利用はないと思うのだが。それなら近所に同じ趣味の人が他にいるのだろうか。


koufukutei at 16:43|PermalinkComments(5)

2013年10月01日

ぐい呑 山田眞喜美

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瀬戸の山田眞喜美氏の作である。その窯は古窯乃窯といい地図で見ると愛知県陶磁美術館に近い海上の森の中である。

陶磁美術館からは歩いたほうが早そうなので一度訪ねてみたいがネット上にほとんど情報がないので作家の歳さえもわからない。

黒織部のこのぐい吞は写真では大きく見えるが実際には小さいとは言えないまでも決して大きすぎないし意外に軽い。

手捻りでいい味を出している。自分も数え切れない程ぐい呑を作ったけれど未だにこのような味のある物は一つとしてない


koufukutei at 16:34|PermalinkComments(2)
プロフィール

亭主

 その時々に思ったことや感じたことを写真を添えて書き留めています。忘れてもふり返れるように…


(店は2011年6月12日をもって閉店しました。これまでのお引き立てに心より感謝します。)

趣味:自転車(約10年 1990年代の初め頃の自転車が好きで全て自作です。かなりの台数あり。もちろん作るだけじゃなく乗っている) 写真(約35年 ずっと白黒中心でやってきたから暗室もあり大判用、中判用、35ミリ判用と3台の伸ばし機が並んでいる。ただしここ数年は使っていないなあ) ミシン,裁縫(約1ヶ月) オーディオ(最初の趣味、今は特に凝っていない。普通に聞ければいい) 音楽:ジャンル問わず大好き。 最近よく聴いているのはChet Atkins とGlenn Gould お酒大好きです。(2010年3月)
2012年1月より陶芸を習い始めた。1年たって何とかできる様になった。(2013年正月)
2014年3月よりフィットネスクラブに通っている。1年経つがまだ続いている。(2015年3月) 去年急に体重が3キロも増えてしまい元に戻そうと格闘している。(2016年正月)  画像は20インチ程度のモニターでも十分な画質です。画像をクリックしてください。その画像をクリックすればさらに拡大します。またパソコン版では広告は一切なくて見やすいです。(2016年4月) 習字をはじめました。パイロットの通信講座でペン習字です。最後の習い事です(2017年正月)  世の流れは、車の運転すら自由にできない方へ向かっているのではと危機感を抱きマニュアルミッションの車を購入。存分に遊ぶことにした。(2018年5月)

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