2012年05月02日
黄瀬戸ぐい呑 自作 西村陽平展 西村陽平が出会った子どもたち展
3月末から愛知県陶磁資料館へ焼き物を勉強しに通っている。と言っても好きな時に行って好きなものを作ってくるだけでフリーではあるがかえって何か目標を持たないと続かない。
初回と二回目に作った酒器で高台は削ってない。釉掛けは先生がやってくれるので黄瀬戸を指定しておいた。一ヶ月たって今日受け取ったが、これが黄瀬戸かとビックリ。窯変したかと思って先生に聞いたら赤土の鉄分と釉が反応した結果だそうだ。白土ならこうはならなかった。
同じ釉薬を使っても土によって色がまるで変わるなんて益々興味が湧いてきた。
いま開催中の企画展「 彫刻を聞き、土を語らせる 西村陽平展/西村陽平が出会った子どもたち展」を見てきた。いきなり入り口にあるのが窯で焼いた本を書架にぎっしりと並べた作品で作家の真髄と思われる。中に入ると木、植物、金属などを焼いた作品が展示されている。いちばん興味を引いたのはコーヒーカップに石をいくつか入れて窯で焼いた作品。完成されたカップに変化は無いけど石は膨らんだり爆ぜたり溶けて流れ出したりと驚くべきに姿を変えている。
作家の作品にも増して感心したのは彼の教え子たちの作品。盲学校の小学生が作った多数のオブジェが展示されていて子供の発想の自由さなどと言うより出来のよさに驚くばかりであった。どれも凄く大きくてその大きさにも驚いた。
この記事へのコメント
相変わらず毎週火曜日に行って気楽にやっています。