2011年07月
2011年07月31日
洗礼
漆にかぶれた。昨夜気がついたらごらんのように。初め左の耳の後ろが痒かったので何だろうと思いながらかゆみ止めを塗った。しばらくして腕にもかゆみが。見てビックリ
作業をしたのは数日前。かゆみが出ないので自分は漆に強いんだなあと思っていたら…
プロでも素人でも大抵の人はかぶれると聞いていたけど。自分も人並みだった。
いろいろな対応がネットで紹介されている。その中にプロの話としてステロイド入りの軟膏が効いた体験が紹介されていた。たまたま数年前に皮膚科で処方されたものが残っていたので試してみたら効果あり。昨夜も普通に眠れた。汗をかくと痒くなるがそれほどでもない。軽症でよかった。
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こらは症状の出始めだった。どんどんひどくなり全身がただれた。特に腹回り、手、首周りがひどく水泡どうしが繋がってしまった。幸い顔には症状が出なかったけど手などは自分が見ても気持ち悪いくらいなので外出時は包帯をした。なかなか症状がよくならないので気が滅入ってしまった。
結局専門の皮膚科へ通って治療した。完治するのに1ヶ月以上かかった。ひどかった所は皮がむけて綺麗になったけど逆にあまりひどくなかった所は剥けずに皮膚が黒ずんでしまい長い間色が抜けなかった。
これでも懲りずに1年後に金継ぎに再挑戦したけど結果は同じでまたひどい目にあった。今回は特に厳重に防備したけどだめだった。つくづく自分は漆に過敏であることを痛感されられた。
もしかぶれてしまったら迷わずに専門医にかかる事が一番だ。
2011年07月30日
2011年07月29日
金継ぎ2 麦漆
これが麦漆。水で溶いた小麦粉に生漆を加えて練ったもの。
いま、いろいろ金継ぎの方法を調べているけど結論がでた。プロも素人もみなさんやり方が違う。10人10色。
これといった確立した方法はなさそう。ということで自分流でやることに。
たとえば、麦漆でも水で溶く人もいれば、それを鍋で煮て糊をつくってから漆と混ぜる人もいる。麦漆と言う人もいれば糊漆と言う人もいる。
いっぱい残っていたので先日落として痛めてしまった山田平安堂の大きいお盆にも付けてみた。
こうして補修した器は漆を乾燥させるために室に入れる。一般に乾くのは水分が蒸発して乾くわけだけど漆は化学反応で乾くそうでそれには湿度と温度が大事で湿らせたスポンジや新聞紙と一緒に入れ物に入れておく。乾燥まで1ヶ月。
2011年07月27日
2011年07月26日
2011年07月25日
テレビ塔
久しぶりに名古屋の栄に行ってきた。Gucciの名古屋店に用があったけど向こうに着いたら土砂降りの雨。
傘を持っていなかったので路面店のGucci名古屋はやめて地下鉄の栄駅から地下通路で松坂屋本店2階のお店へ。修理の依頼をしてきた。
ついでにテレビ塔に行きたかったけど誰に聞いても地下からはテレビ塔には入れないそうだから(地下に駐車場はあるのに)先に東急ハンズで金継ぎの材料を買ってきた。それでも雨は激しく降っているのでテレビ塔はあきらめて写真だけに。
アナログテレビ放送がきのう終了したからこの先テレビ塔はどうなるんだろうか。
つぎに愛知県美術館の棟方志巧展を見たかった。地下街で迷いながらやっとたどり着いたら月曜日で休館。なんで当然のごとく月曜日は休館なの (うっかりしていたのは自分だけど)
展示室のエアコンは会期中は24時間入れっぱなしのはずだし準備といえば照明のスイッチを入れるくらいで経費はバイトの人件費くらい 違うかなァ
降ったり止んだりがハッキリした今日の天気。日が差したと思ったら5分後には驟雨
さいごは近くの古い親友に迎えに来てもらってコーヒー店へ
美術館以外は予定通り
2011年07月23日
2011年07月21日
DAM-D101 輸送ロック
DAM-D101のフロントパネルを外すとこうなる。初めは外れるとは思わずに天板を開けて中を眺めていた。DVDは沢山並んでるしプレイヤーも2台並んでいて、しかもDVDの穴にはプラスチックの白い棒が通っているしどうやって再生するのか見当もつかなかった。それが今日フロントパネルの下にある部分(スカートとでも呼ぼうか。名前は分からないので)を外してみて、元から左側ははずれやすかったが右側が外れにくいので力ずくで引っ張ったら外れてきた。それをよく見ながらどうやって本体に止められていたのか考えていたらすぐに答えが分かった。その応用でフロントパネルは正しく外せた。(力ずくで引っ張ったけど幸いにスカート部は壊れていなかった。)
フロントパネルを外してみたら、そこに輸送ロックについて書いてあり解除していくうちにメカの仕組みが分かってきた。でもオークションの出品者がロックしたんだろうか。わざわざ。だとしたら凄く善良な人だけど…
解除しメカが動ける状態にしてDAM-G128と接続しモニターもつないで再度全体のチェック。結果は全部正常で問題なし。ラックに収められたDVDを取り出して2台のプレイヤーにセットするんだけど凄い早業。数年前に手入れしたジュークボックスに通じる。それがヒントになっているのかも。
きょう分かったことはDAM-D101の映像出力は当然BGV(背景動画)だけど字幕はDAM-G128から出ている。つまり字幕は演奏データと共にハードディスクに入っていると言うこと。もう一つ。本人が出ている背景動画以外は沢山のDVDから適当に(「この適当に」にはノウハウがあるんでしょうが)選んで2台のプレイヤーの出力を交互にフェードインフェードアウトを繰り返して再生していること。この時代の通信カラオケの仕組みがだんだんと分かってきた。
今日はここまで。
2011年07月20日
2011年07月19日
2011年07月18日
DAM-G128
この1週間でDAM-G128(写真上)が3台とDAM-D101(写真下)が1台届いた。
1998年発売の通信カラオケ装置だけど当時の価格はDAM-G128が1200000円、DAM-D101が772000円で中に入れるDVDセットが870000円。それでこの1週間での総額は5242000円。
それが中古で総額約7500円(送料込みで)
3台のDAM-G128の内訳はハードディスクは全部に入っていた。モデムは1台だけに入っていた。自宅で遊ぶにもこのモデムは必要なようで(電話回線につながなくても)1台に入っていたから何とかセーフ。
初めにこの1台からメンテナンス開始。3箇所に貼ってある警告シールが1枚もはがされた形跡がなく今までに1度も開けられていない様子。これは期待が持てそう。てな訳で張り切って天板底板を外してコンプレッサーで埃をふいたりした。接点復活剤も吹いて再組み立て。さてと電源を入れたら次第にフロントパネルの表示がついて来た。もう全部ついたかなあと思った瞬間、電源基盤付近で火花、破裂音。かなり顔を近づけていたのでやばかった。
がっくり
さっそく2台目、3台目とメンテしたけど破裂はしなかった。やれやれ
DAM-D101の方は中に3台のDVDプレーヤーが入っていた。こちらは気密構造になっていて埃はなかった。
今日はここまで。
2011年07月17日
2011年07月16日
2011年07月15日
アナログテレビの活用法
写真はレーザーディスクを見ているところ。
店で使っていたテレビを持ってきた。使い道は考えていた。レーザーディスクの映画がたくさんあって以前は大型のブラウン管テレビで見ていたけど2年前に電源スイッチが不調になって廃棄処分。それ以来レーザーディスクが見れなかった
久しぶりにもパイオニアのプレイヤーは快調で音声出力はオーディオにつないだので十分楽しめた。でも相性を言えばレーザーディスクにはブラウン管テレビの曖昧さが合っているように思う。AQUOSが良過ぎる。
レーザーディスクは廃れたメディアで音声はデジタルで映像はアナログ。だから音はDVDと同じで素晴らしい。好きなミュージシャンが演奏してる貴重なディスクも少し持っている。
2011年07月14日
砥草(トクサ)
先日開拓した新しいコースを快走して来た。
暑いのも慣れてきたのかそんなに苦にならない。
ちょうど2時間だった。
きょうは砥草を発見した。実はこれからの暇つぶしに金継ぎ(金直し、金繕い)を勉強しようと思って材料を調べていた。その中に砥草が出てきて聞いたことがない名前だったのでWikiで調べておいた。その時の写真を覚えていたので今日の走行中に偶然目にとまったわけ。そこは、それこそここ数年に何十回となく通っているのにそんなものがあるのは今日の今日まで気がつかなかった。近くにいるのに、いい女だと気がつかないのと同じか。
それで使い道はサンドペーパーの代わり。これを鍋で煮て乾かしたものを金継ぎの最後に、修理した部分を磨いて仕上げる時に使う。他にも漆器を作るときにも使うそうだ。
写真をみて思い当たるものがあるでしょう。そうです土筆(つくし)の仲間です。そういえばどこかで見たことあるなあと子供のころからの記憶の中にはいっぱいあるけど今まで気に留めたことがなかった。早速煮て干した。
2011年07月13日
2011年07月12日
奇跡の生還 アポロ13号
古い本だけど最近新聞に評が出ていたので読みたくなった。
「…それにしても、たった10年で、人間を月に着陸させて無事に帰還させるだけの技術を開発してしまうとは、驚くべき技術力である。
日本はつい最近、初の完全国産ロケットH2を開発したことを誇ったが、これはアポロ宇宙船を打ち上げたサターンⅤ型ロケットと比較したら、総重量において11分の1、推進力において10分の1程度の可愛いロケットである。それなのに、H2ロケットの1段目のエンジンLE7の開発だけで、日本は10年もかかっているのである。そして有人宇宙技術はというと、いまだに日本はゼロである。アポロの成功から、もう四半世紀以上たっているのに、日本はあの時代のアメリカのまだ足元にも及ばないのである。単なる技術力だけでなく、アポロ計画のような壮大なビッグプロジェクトのマネジメント能力もなければ、まして、このアポロ13号で起きたようなとてつもない危機に対応する危機管理能力もない。
最近、日本の国力はアメリカを凌駕したとか、日本も世界有数の経済大国になったのだから、世界経営に参加しなければならないといった議論がさかんに聞かれるようになったが、世界経営に参画する能力というのは、貿易黒字とか為替水準といった経済力ではかれるものではない。まず何よりも巨大プロジェクト、巨大危機のマネジメント能力が必要になってくるのである。世界経営はアポロ計画より大変なのである。日本はアメリカに、経済力においてはようやくならぶようになってきたものの、そういうマネジメント能力においては、決定的に立ち遅れているというのが実情である。…」
アポロ13号の輝かしい失敗は1970年、立花隆が本書を翻訳して上の序文を書いたのが1994年である。
2011年07月11日
大相撲名古屋場所二日目
相撲を見てきた。
去年の名古屋場所に続いて2回目。外で昼を食べて1時前に会場の愛知県体育館に。前から3列目の溜り席で飲食は出来ないから時折席を立って水分補給をしたりちゃんこを食べたりしながら楽しく観てきた。
馬鹿騒ぎの野球場と違ってテレビで見るより会場は静かで整然と取り組みは進んでいく。鍛えられた肉体と肉体がぶつかる音がする。頭と頭があたる音がする。力士のうなりも聞こえる。
幕内の取り組みになると場内のあちらこちらから力士への声援が飛び交い熱気を帯びてくる。
ひときわ大きい声援をうけていたのは大関の魁皇。あいにく今日も勝てなくて記録更新は持ち越されたが昔は九州場所でしか聞かれなかった魁皇コールを名古屋で聞いても違和感がなくなっている。
目の前で展開する相撲はテレビとは違った面白さがあってまた来年も見に行こうと思っている。
2011年07月10日
2011年07月08日
2011年07月07日
風迅洞どどいつ皿
肌をぬらして
月さす窓を
あけて虫の音
きくひとり
「はつあき」おりこみ
掘り出したよ
これはお宝だ。
どどいつも見事、皿も見事。
これがたったのワンコイン(小さいほう)。
じつは都都逸(どどいつ)ファンなのだ。
かつて大須の写真を撮りまくっていたころ演芸場へもよく行った。
当時の芸人さんのなかで一番の贔屓は都都逸の柳家小三亀松師匠と奥様の日比純子さんの名コンビ。
これほど粋な芸人さんはいないと思った。
最初は一人で舞台に登場して着流しスタイルで都都逸を二つ三つ。都都逸は名古屋が始まりなんですよと軽妙な話を挟みながら再び都都逸。最後は奥さんの日比純子さんの登場で流れる音楽に師匠の太鼓のリズムで日本舞踊。目に浮かんでくるなァ
ウィンクしたりして可愛い奥様の艶姿や師匠が何を話していたかまで覚えている。耳元で声がするように。
その師匠はもういないけど沢山の思い出ととびっきりの写真がある。
2011年07月06日
2011年07月05日
MOUNTAIN APPLE
入り口はRadioをクリック
それで自動的に流れてくるよ。
しかも素晴らしくいい音。もしパソコンのスピーカーで聞いているなら何とも思わないかも。
USB端子にデジタルアナログコンバータ(DAC)をつないで出力をオーディオアンプに。
これがPCオーディオ。安いものなら5000円程度でDACは買える。最初はこれで十分。デジタルだから雑音は皆無。なんでこんなにいい音するのと驚くよ。
この環境で聞けばWebラジオはBGMにとどまらずちょっと音にうるさい人でも納得できる。
他にお勧めは前にも書いたけどJAZZRADIO これも最高
2011年07月03日
2011年07月02日
Vine Linux 5.2
初めてインストールしたOSです。Vine6はβ版だから実質の最新バージョン。
手持ちのパソコンの中で最もプリミティブなfujitsu FMV-6000cx。今までUbuntu8.10を入れていてそれなりに快適に動いていたけどアップデートが終了したので新しいバージョンを入れたら軽いはずのUbuntuでも重かった。最初10.10を入れて調子が悪かったので一つ下げて9.10を再インストールしたけどこれも重い。さらに間の10.04を入れても変わらない。Ubuntu8.10は快調だったのに。
そこでUbuntuを止めてVineを入れてみた。これはインストールの前にフルインストールするか最小の構成でインストールするか細かく設定できるので、なるべく軽めを選んだ。その結果インストール時間も極めて短くてあっと言う間に完了。
さっそく立ち上げてインターネットにつなごうとしたけど普通はツールバーにあるはずのアイコンがない。アプリケーションの中にVineホームページへのリンクがあったのでクリックした。でも反応なし。ひょっとしてと思ってインストール済みソフトをチェックしたら何とWebブラウザーがインストールされていないではないか。Vineの標準はFirefoxなので早速インストールしてインターネットにつながった。他にも普通は当然入っているアプリケーションが入っていなくて、もちろん上のスクリーンショットも、最小の構成に設定したからなのだけど、こうして後から要るものを一つずつ入れていくのも楽しい作業だ。
さて今回の作業でVineの柔軟性を実感できたしプリミティブなパソコンでも軽めにインストールすれば快調に動くことがわかった。デジカメ画像の取り込み閲覧やミュージックプレイヤーを入れたしYouTubeも見られる。表計算や文書作成ツールは入れていない。
ちょっと昔のパソコンでWindows XPでは重すぎて動かないパソコンでもVineなら動く。
そんな昔のパソコンも可愛いもんですよ。モンスターマシンと違って。
それにしても酒好きにVineはピッタリだ
alsaをインストールして音も出るように。
カンパ〜イ
いまJohnny Cashを聞きながら書いてる。
リンク集にあるからクリックしてみて
公式ホームページから入れば自動的に彼の歌声が流れるから。